令和元年元旦(5月1日)稽古 三方原武道教室拳法会で稽古しました。
「〇昭和の時代は、日本が米・英・オランダなど世界を相手にし敗戦した屈辱の時代でした。皆さん方の年齢の時、なぜ進駐軍の基地が名古屋の中村公園にあるのか?中村遊郭には、多くの外国兵がいるのか?分かりませんでした。しかし、歳が重ねると敗戦した事がわかり"やり返してやる"と言う気持ちが高ぶる"屈辱と奮起"の青春時代が昭和でした。
〇平成の時代になるとアメリカ化というか!西洋化が素晴らしいものと思え何もかもがこれが正義と信じ、日本人であることを忘れ、己の利と安定に酔う時代でした。しかし、反面、惻隠の情、長幼の序、助け合うことをわすれた私たちは、どこか西洋の民主主義、資本主義の行きづまりを感じる不安を片隅に抱きはじめた時代でもありました。
〇本日、令和の時代を迎えるにあたり、佐野先生や私たちは、70歳を越えあと10年もすぎれば、ドンドン死んでいくことになります。令和は、私たちの時代でなく、ココで修行をつむ若い皆さんの時代です。そして昭和で失われた誇りと日本の精神ルネッサンスで世界にない独自の発展を成し遂げる時代です。みなさんは、今日、この日を忘れず平和で繁栄と幸福のある素晴らしい令和の時代を築き上げてください。」と話があり佐野先生が
「大橋先生が皆さんに話したことは、少し難しいかもしれませんが"令和は、若いみなさんの時代"です。明治、大正、昭和と多くの苦難と変遷を乗り越え令和を迎えました。わが国には、2千数百年も天皇を軸としてきました。他の国には、ありません。敗戦時に米英各国占領軍が奪おうとし奪えなかったものがあります。それは、日本武士道精神です。今日も、こうやって共に稽古し伝承しています。もう一度言います。
"令和は、若いみなさんの時代"です。
すばらしい!時代を築きあげてください。」
と話があった。
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