2017年11月21日火曜日

「スポーツは、寿命を縮る」と言っても過言でないでしょう!黒須憲先生(東北学院大教授)のFBから

「スポーツは、寿命を縮る」と言っても過言でないでしょう!
私たち拳法会の稽古は、最大最適心拍数を超えない稽古や運動強度も40~60%内でおさまる様に各自のデーターをだし健康寿命UPと生涯武道を目指そうと思っています。
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 黒須憲先生(東北学院大教授)のFBから 
今日の講義は「Sportsは健康に悪い運動」というテーマでした。
独自の調査によると、生涯を通じて激しいスポーツを続けるスポーツマンは一般人に比べて6才も寿命が短い。
◎平均寿命:体育系 60.6歳,文化系 66.8歳,理科系 66.1歳 
運動を行わない東洋の僧侶が著しく長寿で、各種職業人全体の平均寿命を8年近く上まっている。日本古くからのデーター力士の寿命は,同世代の一般人より4年から8年短い。過度の肥満による心疾患,糖尿病による。
◎スポーツと傷害
一流の長距離選手は1ヶ月に1000km前後を走るトレーニングを積んでいて、疲労骨折を招くことが多く日本陸上競技連盟が女子長距離選手十数人に行った検査でも4人が70歳代に近い骨の質だった。無理な減量や激しい練習・ホルモンの分泌異常などのために骨のカルシウム量が減りもろくなるのが大きな原因とされている。その骨に力が繰り返し加わることでひびが入ってしまう。野球選手が肩の骨・ゴルフのプレーヤーがろっ骨に疲労骨折を起こす例ゴルフ骨折。テニス肘
◎女性とスポーツ 生理不順停止貧血。運動は体内の脂肪を減少させ,女性ホルモンの分泌を減少させる。体力の消耗と精神的なストレスを伴う
◎スポーツを行う事は,
1,日常とは異なる運動を行い,非日常的な身体になる。
2,呼吸数の増加は活性酸素が増大し、体重あたりの酸素消費量が大きい動物ほど寿命は短い。ウグイスもカラスもダチョウも息をスウハアと5億回すって終わる。
3,心拍数の上昇は、ゾウも猫もネズミも心臓はドッキンドッキンと20億回打って止まる。
4,発汗は、気化熱を奪い身体を冷却する、異常事態に対する緊急反応で、ナトリウムやカリウム,calciumを放出し水分不足の場合は意識障害を起こす。
5、日焼けは、体が有害な紫外線から身を守ろうとしていることの証明で、紫外線自体は細胞を壊す有害なもの、免疫力が低下し風邪をひきやすくなる。
5,筋肉疲労,ハードなトレーニングが元で体を壊す。ある国のオリンピック選手の80%が腰の骨の異常を抱え通常よりはるかに高い頻度で痛風を患っている。運動量の多い蠅やミツバチほど短命。身体は使いすぎると壊れる。
6,スポーツ心臓,スポーツ肺,少ない心拍数で多量の血液を送り出す。
7,スポーツの快感、苦痛が和らいだらトレーニング効果ではなく警告。エンドルフィン・モルヒネの10倍,エンケファリンなど20種の麻薬の一種が脳内や,他の臓器で大量に作られる。疲れ切るまで運動をすると急激に上昇する。中毒になる
8,ストレスは本来生体防御反応で活動力を高め血糖値を高める事。心臓の細胞組織が壊死を起こす。心臓の筋肉細胞と脳の神経細胞は再生不能である。


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