2013年6月4日火曜日

「分別ありては突破る事ならず、 無分別が虎口前の肝要なり。」 浜松での昇段審査から!

「分別ありては突破る事ならず、 無分別が虎口前の肝要なり。」

   出典:『葉隠』、山本常朝・田代陣基 原著、

       神子 侃 訳、徳間書店、P224より

     あれこれ悩んでいると、突き破れない。

     心を集中し、全力で襲いかかることが

     なにより重要、というわけです。

     もちろん、当時の武士が、

     兵法・戦術を学んでいないワケがありません。

     しかし、命と引きかえの攻撃ほど、脅威なものはない。

     それを肌身で知っていたからこそ、

     生まれた言葉のような気がします。

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