2009年11月1日日曜日

武道必修化で徳育が学べるか? 履物の乱れの放置!


昨日、稽古のときに履物が乱れていると知らされ見に行った。第33回大会などでも写真家の川嶋正芳氏から厳しく武徳の低下につき指摘を受けた。 

 「履物の乱れは、心の乱れなり」これは、PL学園から母校の大学にきた同輩の関本雄気満君(現在、PLで先生?とか言っていたが)の口癖であった。この言葉を常に生徒に話していた私は、この乱れを見て落胆した。拳法会の道場でこんなことがあるとは? 国士舘大学の中島豸木教授(柔道)なども武道の必修化を叫んでいたが、今までの指導は、なんなんだろう?と落ち込んだ。

 するとお母さんの一人が「先生!アレは、拳法会でありませんよ!拳法会は、キチンと整理してあります。わたしも乱れているところは、直してきました!」と言われた。再度、行って見ると拳法会は、下駄箱に収まり残っていた履物は、整理してあった。散乱していたのは、となりの空手道教室のものであった。先ずは、安心をしたが、さらに悲しい気持ちになった。拳法会のお母さん達が乱れた履物を整理しているのを見てもその空手教室の父兄は、知らないふりで最後まで散乱したままであった。 「武道の必修化は、本当に子供達の礼徳教育に貢献できるのだろうか?実施は、したが成果があがらず武道は、徳育に貢献できないとならないだろうか・・・」と不安を覚えた。 「勝負をば、常の稽古と思いなせ!勝負は、常の稽古なるべし!」これも関本君がよく言っていた。 履物の整頓や清掃が己を磨くことを肝に銘じなくてはならない。さて、余談だが関本君は、立派な選手で私は、三流の選手でしたがこのような言葉を教えてくれた同輩がいたことに今でも感謝しています。

                 世界拳法会連盟 大橋千秋
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