2011年9月27日火曜日

「日中友好青島柔道館訪問記」 文責:中島たけし(国士舘大学教授)

派遣先:中国山東省青島市徳平路三号第二体育局
主催:青島柔道協会
期間:平成23年9月15日~29日

団長:柏崎克彦(国際武道大学教授八段)
副団長:中島たけし(国士舘大学教授七段)
その他5名

「砂浜から世界へ」
青島柔道館は、館長徐殿平先生が中国のテレビドラマ「姿三四郎」を見て柔道に憧れ、紡績工場で働きながら夜る、北京体育大学で柔道を学び、1982年(昭和57)に故郷の青島に戻ったが道場はおろか、柔道自体を知っている人がいない。そこで砂浜に子どもたちを集めて朝晩の稽古を始めた。
2年後、散歩中の山東省長が稽古風景を見かけ「君たちは喧嘩をしているのか?」「いえ、柔道です。」日本式に深々と頭を垂れる子どもたちの礼儀正しさに省長は感動し、2007年中日友好青島柔道館が作られたのです。
ご本人も来日二十数回、また生徒の多くは国際武道大学(柏崎克彦氏の許へ)にて修業に励み、徐先生は2004年アテネオリンピック女子監督・銀メダリスト劉霞選手らを育てた。(朝日新聞「ひと」2007.12.29)そんな訳で今回の訪問となった。
また、指導の合間を縫って世界遺産である泰山に登ることにした。(標高1,545m)
孔子曰く「泰山に登って天下を小にす。」 絶景かな! 絶景かな!(笑々)
(文責:中島たけし)

0 件のコメント:

コメントを投稿