2010年4月16日金曜日

「孟母三遷の教え」 子どもを育てるには、よき師と環境が必要。 利や勝敗を競うのみの環境では、王道は、貫けない!

皆さんご存知のように、孟子とは、孔子の没後100年後に活躍した儒家の思想家で軍事力をもって国を治めるのを覇道とし仁義をもって国を治めるのを王道とした。以前、小川武郎先生が「王道を貫きましょう。」と言った言葉を思い出す。そこで!

 「孟母三遷の教え」とは、
孟子は、はじめ墓所の近くに住んでいました。子どもの孟子が葬式のまねをして遊ぶのを見た母親は、これでは、いけないと商売屋が多い町の中に引っ越しました。ところが今度は商人(金儲け)のまねをするので、今度は、学校のある言わば、文教地区に引っ越しました。すると礼儀作法や勉学に勤しむ事をまねたのでそこに住むことに決めたというお話です。これは、環境が大切で子どもの教育には環境から大きく影響を受けると言う訓えです。これを「三遷の教え」と言います。少子化でどこのクラブも会員が減少する中、拳法会に多くの会員が加入しています。これは、自然に親として「孟母三遷の教え」の行いであるのではと思います。今の不況の中から子どもが健全に育つ環境とは?と考え自然に「孟母三遷の教え」が実践されているのでしょう。

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