船津先生のお話は、武士の誕生から今に至る興味津々のお話。
〇武士の徳を説いた「兵儒一致」 「兵学」の名称を「武教」に変え武士をエリート階級とし「庶民の模範」とした。
〇朱子学に批判的で左遷され忠臣蔵で有名な赤穂藩に行くが大石内蔵助とあったという記録はない。
〇赤穂藩のお家断絶に際して「借金を踏み倒さずキチンと清算」して「藩士たちも解放した。」・・・山鹿素行の武士道が見られる。
〇「臣道」と「士道」を分けた。
〇ガチの朱子学や陽明学でなく生活に即した古学を説いた。
〇元禄期(1688-1704)関ヶ原の戦い(1600)から88年以上過ぎ"血みどろの武士"は、いなくなり武士は、「戦士」から「公務員」へとなっていった。
〇江戸時代後期の武士は、太平期の武士とは、戊辰戦争、西南戦争などがあり少し異なる。
とても勉強になりこの講演で現代でも山鹿素行の武士道は、生き生きとしている事を感じた。
尚、スポーツ庁も補助事業に感謝します。
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