2012年7月5日木曜日

体育教育の危機 中学の部活の正常化!

第41回日本武道学会が平成20年8月に慶應義塾大学で開催され当時の文部科学省鬼澤課長から上記の講演がされた。現在、千葉県へ教育長とし出向しているが8月21日の国士舘大で開催される「2012グローバルワークショップ」では、パネラーをお願いしている。
さて、2004年でも学校部活動の改善が課題となっていた。
 ○勝利至上主義(体育教育の一端としての部活なのか?) 
 ○練習時間の適正化(帰宅が夜9時、10時までやる教師や担任、指導者?)
 ○休養日の設定(学校とは、教育勉学の場で試合競技スポーツ主義育成に場ではない。)
 等のわが国の改善方針が説明された。平成23年にスポーツ基本法が施行され、今年の4月から武道必修化が完全実施される。
硬式野球クラブチーム浜松ジャイアンツの神谷英樹監督と群馬プロバスケットボールの落合俊夫理事とも話をした。双方とも文科省と同じ見解で危機感を持っている。何故、指導力のない教師に十分な賃金を払わずに部活を担当させるのか?また、勝利至上主義に走るのか?疑問を持ち続け解決に尽力している。神谷監督は、中学の部活に入ると先ず、体の柔軟性が悪くなり故障者が増える。次に著しく持久力が減少するとともに部活内での非行が増えることを指摘した。
 少子化が益々進むわが国において、旧態依然の部活主導体制から脱却しない限り未来は無いとまで思える。そもそも、我々部活動で育った人間であるが部活動でこんなに夜遅くまでダラダラ練習した記憶がない。勿論、合宿寮では、朝6時から1時間 昼1時間 そして部活動で1時間半、その後、夜7時から9時までスポーツ会館と云う所で週3~4日、多くの全日本クラスの先生、先輩を相手に自由に練習をした。ここには、50人から100人くらいが練習していて自由な個人練習が私を大きく変えていったと信じている。           世界拳法会連盟 会長 大橋千秋


PS:2012グローバルワークショップ in Japanが8月21日国士舘大学で開催されます。中学の武道必修化で指導するあたり学ぶ処が多々あります。ご参加下さい。 詳細、Click! 1   2

2 件のコメント:

  1. まったく今の部活動(課外授業)は、授業ではない。

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  2. やめちゃえ~
    〇非行にスタートの場(いじめでやめて非行)
    〇高校、中学の野球、サッカー、剣道、柔道・・業者の金儲け!(甲子園は、だれが仕切っている)
    〇正しい体育課外教育の場で無く競技の場(テストや勉強の時間を割いて試合に行くか!)
    〇いじめの温床(教師が生徒に!先輩が後輩に!みんなやってるだろ!)
    〇中学の教師の自己満足の場(教師で無い教師が認められないので自己満足で日ごろの鬱憤ばらし!)

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