笠井武道教室拳法会 Nagasaka先生のお話
巌流島「宮本武蔵と佐々木小次郎」
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」孫子
敵の状況と自分自身の状態を正しく客観的に把握していれば、何度戦っても敗北することはない。
宮本武蔵は、巌流島で佐々木小次郎と戦い勝利しました。武蔵は、事前に小次郎の刀の長さを知っていて小次郎の刀の長さより長く軽い木刀を準備し勝利しました。
まさに、孫子の兵法の訓え「彼を知り己を知れば、百戦殆(あや)うからず」を知っていたからの勝利でした。
日常生活の様々な点においても自他を理解しておくことは、とても大切です。
宮本武蔵は、晩年、「五輪の書」を書きますが冒頭「我、60余たびの真剣勝負を行いておくれをとる事一度のなし」と言っています。ここで着目する点は、「勝ち」ではなく「おくれをとる事一度のなし」です。また、孫子は、「百戦百勝は、善なるものの善にあらず戦わずしてその兵を屈するものが善なるものの善なり」と云っています。スポーツと武道の違いでもあるようです。

