2009年7月20日月曜日

世界における日本武道の現状と拳法会が成すべき課題!

「武道Budo」言う言葉がインターナショナルとなった以上、世界の中の「日本の武道」の立場は、複雑化している。 私達、日本は、あまりその立場を理解しておらず、やたら「殻」に閉じこもって一種の利己主義的な行動に走っている。わたしたち拳法会においてもスペイン拳法会とスペインの空手連盟が提携に調印し、世界拳法会連盟は、承認している。武士の理としての拳法と琉球で武器を取り上げられた琉球人の護身のために発達した空手とは、起源歴史もことなるが「武道」と言う理念のもとに大道団結し進化している。その、根源には、伝統空手、フルコンタクト空手と称する団体が乱立し気ままな事をしているのに満足できない事も要因に挙げられる。これも「日本の未熟」故の所産かもしれない。例えば、日本の剣道の高段者(七段、八段)でそのほとんどが、世界にあるべき姿を自問自答している人物は、少ないといえる。稀である。最高段位の「八段を取ること」が夢となっている。野球やサッカーの選手が「数億円の契約金をとる事が夢」というのと同じである。
 柔道も同じような悩みを持っている。1951年7月に欧州柔道連盟が国際柔道連盟と改称され誕生した。1年半後の1952年12月に全日本柔道連盟(全柔連)の加盟が承認されている。2007年9月には、理事選挙で山下泰裕が落選し、柔道の「本家」と思っている私達、日本人は、国際団体理事の座を失って驚嘆した。このような、日本の武道のあり方を見て理由は、いろいろあるようだが 私達、日本自身に発展的且つ「確固たる武道信念」の欠如を上げざるおえない。どちらかの国の有力者や団体に組していたから役職に付いたり権力を得ることを恥としなくては、ならない。 サムライが闘うのは、その結果「どんな良き世を創る」と言う目的と信念があってこそ、闘うものだと私達は、信じている。
 

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日本武道学会障がい者専門分科会 新型コロナウィルス禍での道場での感染症防止 拳法会の発表は、後半にあります。

 日本武道学会障がい者専門分科会 新型コロナウィルス禍での道場での感染症防止    一般社団法人障害者武道協会 大橋千秋で拳法会は、後半にあります。 https://www.youtube.com/watch?v=PbH6AQ6AGKw&t=3756s