Sports and martial arts are different! Can Budo align with the entertainment (entertainment and popularization) of sports? Is it extremely difficult considering its origin, history, and purpose? ? ?
○武 道 Budoサムライの精神性と武術性を総称したのが「武道」である。
サムライの営為(仕事)と必修科目として誕生
Samuraiサムライ(侍)は、日本の古代から中世において官人の身分呼称でありそこから発展的に生じた武士の別名。
サムライの語源は「さぶらう」で、「人に仕える」「伺候する」「従う」という意味がある。9世紀頃の宮廷社会では、身分の高い人々に仕えて身辺警護をする人々の呼び名であった。貴族社会が力を失うと武士が支配する社会になると、戦争で戦う者を侍(Samurai)と呼んだ。「武士」と「侍」は、「武術をもって戦うことを生業(なりわい)仕事にしていた者」でありその中でのルール、精神性が哲学化したのが武士道である。精神性と武術性を総称したのが「武道」。
○スポーツ Sport
スポーツの語源は「あるところから別の場所に運ぶ・移す・転換する・追放する」の意味を持つラテン語「deportare(デポルターレ)」
ラテン語本来の意味から「気分を転じさせる」「気を晴らす」といった精神的な移動や転換に変化し、その後「義務からの気分転換・元気の回復」が一義的な意味になったという説が有力。
上述したラテン語の「deportare」が時を経て、中世フランス語の「depoter(デポテア) 」や「desporter(デスポッティ)」に転じた。これは「気分を転じる・楽しませる・遊ぶ」といった意味を持つ言葉。つまり、スポーツの語源の意味は“気分転換”と言える。
16世紀になると上述した「desporter」が、「ゲーム・ショー・見世物」といった意味を持つ英語「disport(ディスポート)」や「sporte(スポート)」「sport(スポートゥ)」となった。19世紀後半までスポーツは、貴族階級の遊びであった野外での狩猟を指す言葉であった。
19世紀後半以降は、英国の支配階級の子弟教育の場であったパブリックスクールにおいて、陸上や水泳、ラグビー、ヨット、ボクシング、テニス、バドミントンにフェンシングなど、あらゆるスポーツのルールが確立された。
○エンターテイメントスポーツEntertainment sports(プロ化、興行収入化) 進むエンタメスポーツ化!
スポーツの試合を楽しむ価値を広義に捉え、観客の体験価値にフォーカスを当て、試合以外の要素も存分に楽しむことで、空間全体を提供価値に仕立て上げる。スポーツエンターテイメント空間(娯楽空間)とは、スポーツを中心にエンターテイメント性を高めた施設や空間のことを指し、たとえば、野球やサッカーの試合を行う球場や競技場などです。
海外のスポーツ興行(プロスポーツ)では、音楽ライブやショーなどを同時に行ないスポーツにエンターテイメント性をもたせ、スポーツ観客・ファンを増やしている。
【濱田杯を機に再度、考えてみた。】
スポーツと武道は、まったく異なる!武道は、スポーツのエンターテイメント(娯楽化・大衆化)に同調できるか? 起源、歴史、目的から考えると非常に困難???
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