2025年5月12日月曜日

浜松可美武道教室拳法会(可美協働センター 毎週土曜日)で稽古。内村鑑三は、「日本の武士道に接ぎ木されたキリスト教こそが、世界を救う大思想となる!」

  可美武道教室拳法会(可美協働センター)で稽古しました。

 現代教育、学校での学びは、「試験で役に立つ」が道場での学びは、「社会で役に立つ!」

   「今日の武道学」

歴史的に見て平和な時代に確立された武道は、「攻める力」でなく「守るカ」から必然的に生まれてきたものとも言えるだろう。人間の「誠」を表すための「武」として武道は発展してきた。だからこそ、日本の武道はあらゆる宗教と真に融合することができ神道との完全融合がある。中世から近世にかけては、仏教の中の特に禅と深く結び付いた。今、日本武道が世界に注目されている理由の多くは禅との融合の結果が大きい。そして明治期からは、内村鑑三を中心として、日本の武士道精神とキリスト教の副合が取り沙汰されてきたのだ。内村は、「日本の武士道に接ぎ木されたキリスト教こそが、世界を救う大思想となる」とまで言っているのだ。それだけの潜在力が、日本武道の中枢に貫徹しているということなのだろう。

執行草舟 しぎょう,そうしゅう (月刊武道

東海大学の創始者松前重義先生も内村鑑三の思想に傾倒していたと国際武道大学の松井完太郎学長から聞いたことがある。

 日本にも封建制度がありました。鎌倉時代から明治維新までの武家政治の時代に、封建制度が機能しました。これは、土地を通じて主従関係を結び、領主(武士)が下級武士に土地を分け与え、その見返りとして忠誠心を求めるというものでした。明治維新で、土地や人民が中央政府の管理下に置かれ、中央集権体制が確立されることで、封建制度は完全に廃止されました。日本の封建制度は、中国の分封制度やヨーロッパの封建制度とは、その成り立ちや特徴において異なる側面を持っています。日本では、主君が家臣に土地を分封し、家臣は軍役などの奉公を果たすという主従関係が中心でしたが、中国の分封制度は血縁関係を重視し、ヨーロッパの封建制度は主従契約を重視した点が異なります。 








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