中学校の「武道必修化」 中学校は、目的を理解して学習しているか？

何故、安倍内閣で中学校の「武道必修化」となったのか？ その授業の目的は、なんだったか

中学校は、目的を理解して学習しているか？

　安倍内閣時代の2006年（平成18年）に成立した改正教育基本法を背景に、2012年（平成24年）4月から完全実施された。

　　　主な目的は以下の通り

〇我が国固有の伝統と文化への理解促進: 武道が日本独自の文化であるという認識に基づき、学習を通じて生徒たちが国の伝統文化に一層親しむことを目的。

〇人間形成と道徳心の向上: 武道の稽古や練習を通して、礼儀作法、相手への思いやり、忍耐強さ、道徳心、人格形成を養うことが目的。

〇「戦後レジームからの脱却」

　戦後の教育基本法を約60年ぶりに改正した成果の一つとして、愛国心を促す教育の一環として武道が位置付けた。

　これらの目的は、単なる技術習得にとどまらず、心身を鍛え、社会生活に必要な態度を育むという、教育的な効果を重視した。

可美武道教室拳法会（可美協働センター）