明治時代、特に日露戦争(1904-1905)において、捕虜となったロシア将校ステッセルや、後にフィンランド独立の英雄となるマンネルヘイム(当時はロシア軍大佐)らが日本の武士道精神に深く感銘を受けた。
新渡戸稲造が『武士道』を英語で出版し、世界が「東洋の騎士道」として日本を称賛した。〇日露戦争の旅順攻囲戦後、ロシア軍のステッセル将軍が日本軍の乃木希典大将の「武士道精神」に感銘を受けたエピソードは、歴史的にも有名です。
具体的には、1905年1月の水師営の会見において、以下のようなやり取りがありました。
- 礼節を尽くした降伏:敗れたステッセル将軍に対し、乃木将軍は「敵将」としてではなく、「武人」としての名誉を尊重し、帯剣(剣を身につけること)を許しました。
- 「武士道」の心:乃木将軍は、敗者の恥が残るような写真を撮らせないなど、敵に対しても慈愛と礼節を尽くしました。
- 感謝の贈り物:この乃木将軍の武士道精神と寛大な態度に深く感銘を受けたステッセル将軍は、返礼として自身の愛馬や夫人愛用のピアノを乃木将軍に贈ったとされています。
〇カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム:日露戦争で騎兵を指揮し奉天で秋山好古率いる騎兵と戦闘!少人数であっても武士道精神を重んじ任務を追行し一歩も退かず敵にも敬意を表す日本軍の武士道精神に興味を持ち自国の教育に活用した。フィンランドの英雄!第6代大統領カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム(1867-1951)は、新渡戸稲造の著書『武士道』にも深く感銘を受けた人物の一人。彼の武士道への感銘と、その影響は以下の点に見られます。
- 精神的共鳴: マンネルヘイムは、武士道に表れる「勇気」「忍耐」「慎み」「礼儀」「名誉」「忠誠」といった日本人の美徳に感銘を受けた。
- 柔道への関心: 彼は武士道精神に魅せられ、柔道にも関心を持っていた。
- 「シス」との共通点: 武士道が説く精神力は、フィンランド人の強靭な精神的粘り強さ「シス (Sisu)」とも通じる部分があり、マンネルヘイムはそこに理想的な軍人・指導者像を見出していた。
- 親日的な背景: ロシア軍人時代に日露戦争を経験するなど日本と関わりがあり、その後のフィンランドの独立と厳しい戦争を指揮する上で、精神的な支柱として日本の精神文化を尊重した。



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