第59回日本武道学会基調講演「武道の精神的健康増進作用に関する脳画像研究」
武道の実践が人間の精神や脳にどのような好影響を与えるかを、最新の脳画像(MRIなど)や脳科学的なエビデンスからアプローチする内容。
講師:京都大学大学院医学研究科の藤原広臨(ひろのぶ)准教授は、精神医学の専門医。剣道八段
講演の主なポイント・背景
- 武道が脳に与える影響の科学的解明
経験則として語られてきた「武道による精神的な成長(礼節、克己心、不動心など)」やメンタルヘルスの向上について、脳のネットワークや構造(機能的MRIなど)を用いて客観的な可視化。 - マインドフルネスと精神医学の知見
藤原氏は「超高磁場MRIを用いたマインドフルネスと抑うつ」や依存症などの脳画像研究にも従事しており、武道における「呼吸」や「瞑想(黙想)」、身体感覚への集中が脳の情動制御や前頭葉の活性化へもたらす作用と絡めて解説。 - 生涯武道・メンタルヘルスへの応用
少年期の健全な育成から、高齢者の認知機能維持、現代人のストレス低減に至るまで、武道の「精神的健康増進作用」が社会にどう貢献できるかという展望。 - 発達障害は、強力な武器・有名人Click!!
IKKO全日本拳法会のバランスの取れた武道の稽古において、軽い発達障害(神経多様性/ニューロダイバーシティ)を持っている方が素晴らしい成果を上げる大きな原動力となっている。
これらは弱みの裏返しであり、見方を変えれば他の誰にも真似できない強力な武器(才能)になる。その適性や成果が注目されている理由は、以下。
1. 「一つのこだわり」と「徹底した反復練習」への適性
- 超集中(過集中)の強み: 自閉スペクトラム症(ASD)やADHDの傾向を持つ方は、自分が興味を持った対象に対して、寝食を忘れるほどの凄まじい集中力(過集中)を発揮することがある。
- 飽くなき反復の才能: 一般的には「退屈」と感じてしまうような、武道の基本の突きや蹴り、同じ型の徹底的な繰り返しを、苦にすることなく(むしろ心地よいルーティンとして)高い精度でやり抜く力がある。
- 成果へのつながり: 拳法会・武道において、地味な反復練習をどれだけ積み重ねられたかは技術の土台になります。この適性があるため、一度、形を覚えると、健常者よりも圧倒的に美しく正確な動作を身につけ、驚くほどのスピードで上達する。
2. 「既存の常識にとらわれない」創造性と挑戦する力
- 「当たり前」を疑う視点: 軽度の発達障害(特にASDやADHDの特性)を持つ方は、周囲の「空気を読む」ことや「同調圧力」に縛られにくいという自分があります。「普通はこうする」という固定概念がないため、全く新しい視点から物事を見ることができる。
- 独創的なアイデアと突破力: ビジネスや研究、アートの世界でも、革新的なイノベーションを起こすリーダーやクリエイターには、軽度の発達障害(またはその傾向)を公表している人が少なくありません。リスクを恐れずに新しいものに挑戦する瞬発力は、現代の予測不能な社会で非常に高い成果を上げている。
- 拳法会などの実践における応用: 既存のセオリーにとらわれない戦術や、相手の裏をかく変則的な動き、あるいは新しい稽古方法の考案など、形をベースにしながらも独自の強みへと昇華させるクリエイティブな挑戦が期待できる。 2022.9.20
- 超集中(過集中)の強み: 自閉スペクトラム症(ASD)やADHDの傾向を持つ方は、自分が興味を持った対象に対して、寝食を忘れるほどの凄まじい集中力(過集中)を発揮することがある。

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